MEDICAL
一般・小児皮膚科
診療内容の紹介
大井町皮フ科形成外科では、アトピー性皮膚炎、手あれ、かぶれ、乾燥肌、じんましん、にきび、水虫、うおのめ・たこ、単純ヘルペス、帯状疱疹、白斑、円形脱毛症、皮膚腫瘍(ほくろ、粉瘤、老人性いぼ、皮膚がん)、乾癬、掌せき膿疱症などあらゆる皮膚疾患に対応しています。
口や陰部に生じる粘膜疾患も皮膚科の診療範囲です。
診察は問診や視診が基本になりますが、必要に応じまして顕微鏡検査や血液検査、細菌培養検査、パッチテストなどのアレルギー検査、ダーモスコピー検査、皮膚生検を行います。
皮膚科学のエビデンス(臨床的根拠)に基づいた皮膚科診療の実施を基本方針としており、外用療法、内服療法、液体窒素療法、皮膚腫瘍については外科的治療も行っております。
皮膚疾患は治療により症状が改善するものが多いのですが、中には難治性の疾患もありますので、十分なインフォームドコンセントのもと、患者様一人ひとりに合った治療を行います。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は「炎症」「かゆみ」「バリア機能低下」の3つの要素が関係しあっています。どれか1つではなく、3つのすべてに着目して良い状態を長く維持することが大切です。
デュピクセントは、「IL-4」と「IL-3」をはじめとするサイトカインという物質の働きを直接抑えることで、「炎症」「かゆみ」「バリア機能低下」のすべてに対する効果が期待できます。
投与に注意が必要な方
・生ワクチンを接種する予定のある方
・喘息等のアレルギー性疾患をお持ちの方
・妊娠または妊娠している可能性がある方、授乳中の方
・高齢の方
・小児の方
投与できる方
今までのアトピー性皮膚炎の治療法で十分な効果が得られない生後6ヶ月以上、かつ体重5kg以上のアトピー性皮膚炎の方にお使いいただけます。
アトピー性皮膚炎でお悩みの方、お困りの方は一度ぜひ診察を受けていただき、ご相談ください。
投与スケジュール
デュピクセント投与開始日は2本を皮下注射します。その後は2週間に1回、1本を皮下注射します。
投与後気をつけるポイント
・過敏症反応
投与後のふらつき、息苦しさ、めまい、嘔気・嘔吐、皮膚のかゆみや赤み、発熱 など
・注射部位の発疹、腫れ、かゆみ
・ヘルペス感染
・結膜炎
デュデュピクセントは免疫の働きを抑えるため、寄生虫に対する抵抗力が弱まり、寄生虫感染しやすくなる可能性があります。
デュピクセント注射は全てのアトピー性皮膚炎の方に適応する治療ではありませんので、まずはご受診頂き、適応が含めてご案内いたします。
また他院でデュピクセント治療を行なっており、当院で継続希望の方は事前にお問い合わせください。
※小児は体重に応じた投与量・投与スケジュールが異なります。
診療内容の紹介
新生児からの皮膚科診療を行っています。
アトピー性皮膚炎、あせも、とびひ、いぼ、水いぼ、おむつかぶれなどお子様に多い皮膚科疾患を診察しています。
お子様の皮膚は、大人に比べてデリケートなので注意が必要です。
いぼや水いぼに対して痛みが苦手というお子様には、痛みの少ない治療法も行っています。
お子様の日常のスキンケアについてもお気軽にご相談ください。